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用語集
- 風呂敷
- 風呂敷とは、物を包んで持ち運ぶために用いられる四角い布のことです。
風呂敷は日本の長い歴史の中で時代により様々な使い方がされてきました。
現代では贈り物や結婚式のお祝いなどを包む道具として使用したり、インテリア小物やファッション小物として使われたりしています。 - ブロード
- ポプリン織り(横うねを特徴とする一種の平織り)した光沢のある幅広綿布。
薄手でシャツなどによく使われ、高級感が有り、ポリエステルが入っているものはしわになりにくい。色数も多いので、ある程度の色再現が可能。こちらではシャツや着物(単衣、羽織り等)を作る時の生地としてよく使います。 - シャンタン
- 生地(布)のところどころに太い糸が入った紡ぎ風の平織り生地(布)で、地張りと光沢があるのが特徴です。
- レーヨン
- 綿と似た性質があり、化学繊維のわりには吸湿性があり、シワになりやすいです。
品物によっては、摩擦にも弱く、濡れると更に弱くなります。 - ポリエステル
- ポリエステルは化学繊維の中で一番多量に生産されており、その生産量は年々増え続けています。
ポリエステルは非常に強く、しわになりにくく、吸湿性が少なく、熱可そ性があり、酸やアルカリに強いという特長をもっています。 - テトロン
- 「テトロン」とはポリエステル系の合成繊維で、日本での商品名です。
引張り、摩擦に対して強度があります。 - テトロンポンジ
- のぼり旗で多く用いられる化繊素材です。
ポリエステル100%素材で、しなやかなインクの裏抜けの良い薄手生地です。 - トロピカル
- テトロンポンジをやや厚くし、白生地の光沢感があるポリエステル素材です。
テトロンポンジと比較すると、約2倍位の厚みがある生地です。 - 正絹
- 古来より繊維の中でもっとも美しいものとされています。
光沢があり、ドレープ性が特徴。肌触りが良く、保温性・保湿性・発散性に優れています。 - ちりめん
- ちりめんは生地全体に細かい凸凹状の「シボ」がある織物のことです。
- ツイル
- 綾織りや斜文織とも呼ばれる、織物の名前です。オリジナル風呂敷製作にも使われます。
- 晒し(さらし)
- 風呂敷製作をする際に使う生地の事で、一度水で洗う事により生地についている不純物や汚れなどを落とし、日光に当てる事で、強い白さを生み出し生地の事を晒しや晒し木綿と呼びます。
- 本染め
- 様々な手順を踏んで生地を染め上げていく、本格的な印刷方法の一つです。染料に付けるようにして、生地をそめあげますので、表も裏も同じ色、同じ濃さの模様が浮びあがります。
- 繻子(しゅす)織り
- 高密度な生地なのにも関わらず、柔軟性があり、なおかつ光沢ある生地質な織り方が繻子織りです。様々な形のものを包む風呂敷にぴったりの織り方とも言えます。
- 巾(はば)
- 風呂敷のサイズを示す単位であり、概ね横の長さを指します、1巾は約36cmになります。
- 鮫小紋(さめこもん)
- 鮫が持つ独特のドット状の皮模様で弧円を描いたデザインになります。江戸時代には、裃に用いられたようですが、現在では着物のみに使われます。